EOS-1Ds Mark IIIを今更買ってしまった話 その2
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EOS-1Ds Mark IIIを今更買ってしまった話 その1 - 散財癖
自分がキヤノンを使っていたのは競馬を撮るようでした。当初はそれ以外もキヤノンを使っていた時期もあったのですが、競馬専用となり、7D2を使っていたときはEF70-200/2.8 L IS II USMとEF 100-400/4.5-5.6 L IS II USMとEF 300/2.8 L IS II USMの3本しか持っていませんでした。a7RIIIを導入した時に前2つは売ってしまったため、今持っているのはEF 300/2.8 L IS II USMのみになります。これを残した理由はマウントアダプタをつけてもAFが効くため、a7RIIIにつけてパドック写真に使うためでした。
(写真は SONY a7RIIIにEF 300mm f2.8 L IS II USM)
馬は時速60キロ台で軽く蛇行しながら走ってます。なのでC-AFが本来のスペックを発揮できない状況だとレースを撮るのは厳しいため、レース用の100-400はソニーの方に買い替えましたが、サンニッパはパドック用で生き残りました。
このレンズは私の手元ではキヤノン機ではEOS 7Dと7D mark IIでしか使ってないため、キヤノンのフルサイズ機でも使ってあげたいと最近思うようになりました。
しかし、ここで問題があります。1型よりは軽くなったとはいえ2350gの重量級レンズです。キヤノンでとりあえずフルサイズ機となると中古の6Dと5D Mark IIということになりますが、この2つはともに二桁Dよりも耐久性やAFは劣る(むしろKissより少し上くらい)という人もいるくらいで、手持ちサンニッパをするカメラではありません。
実際7Dを使ってた頃に6Dをパドック用に、7Dをレース用にすることを検討したことがありましたが、キヤノン銀座の方にお勧めしないといわれたことがあります。
5D系であればIII以降は耐えられるのですが、サンニッパを動かしたいだけに中古13万円(IVは20万円くらい)はちょっと高いです。
実は過去にも何回か思いついたのですが、結局一度もやらなかったのです。
時がたつと過去のデジタルカメラは値段が下がっていきます。2021年の今はサンニッパに耐えられて値段も安いカメラ、それがあったのですね。
EOS-1Ds Mark IIIです。
某カメラ店は長期在庫は値段を下げるというルールが一応あるため、それに引っかかって6万円台になっていたのです。
本当のことを言うと、サンニッパを一眼レフで動かしたいという気持ちの方が強く、フルサイズじゃなくてAPS-Hでもいいので、まともな状態のEOS-1DIVがないかを見に行ったときに発見したのでした。EOS-1D IVはスポーツ向けの連写機であり酷使されている可能性が高く、シャッターの耐久回数ぎりぎりまで使われていることもあるため、本当に一瞬で終わりかもしれません。そう、もう少し使うならEOS-1Ds IIIの方がよいかなとなってこちらを購入することにしました。
(写真はEOS 1Ds-Mark IIIにEF 300mm f2.8 L IS II USM)
本来はスタジオ用途なのでモノブロックを焚いて撮ってみました。特にISO100だと現在のa7RIIIと比べても全く気にならないレベルです。この手のものはそもそもサンニッパで撮るものじゃないというのはさておき…
遊ぶにしてもさすがにサンニッパだけでは厳しいので、1つくらい何かレンズを買ってみましょうか…。
で、とあるサイトでシャッター回数を分析してみたら
10000回に届いてない個体だったのですが…
このカメラ、製造中止は2011年だけど短く見ても10年間何やってたんだろ…
秒間5連写12枚までじゃ、連写機のような枚数はきついけど、もう少し活躍させてあげましょうか…